郷土の”おやつ”で思い出話に花が咲く
あたみホームでは郷土福島県のなつかしいおやつを楽しみ、利用者の皆さんに笑顔になっていただくサービスが行われています。その名も「ふくしまおやつ散歩」。
これは、新型コロナ感染症予防で利用者の皆さんのおでかけが減ってしまったため、外出した気分になっていただこうと、令和3年に食事を担当する栄養マネジメント部のスタッフが考え出しました。これまでに、日本や世界のソウルフードを提供。そして今年度は、福島県内のおやつに焦点を当て、毎月一回、お届けし好評をいただいています。
提供するおやつには季節の果物や食材を取り入れ、地域の名産品を使ったものや、地元で親しまれているおやつもラインナップに加わっています。
はっとうを食べたあたみホーム利用者の結城キクヨさんは、「じゅうねんみそは最高だね。昔の人はこういうのを“こじはん”に食べたんだろうね。」と笑顔で話してくれました。
有賀美咲管理栄養士は、「利用者の皆さんが自分の口で食べる幸せ、食を通じて心地よい時間を過ごしていただけるようサポートしていきたい。」と話してくれました。さらに、この取り組みは全国老人福祉施設協議会ホームページの自慢の1品として紹介されました。
じゅうねん味噌を使ったしんごうろうとニシンと会津アスパラの天ぷらを添えました。 南会津地方のおやつ“しんごろう”を
食べる利用者