法人全体研究発表会も動画で
毎年内外の感心を集める法人全体研究発表会。
第16回発表会は、新型コロナウイルス感染症予防のため、開催を延期しておりましたが、貴重な研究成果を知りたいとする意見が、法人研修部に多数寄せられました。そこで、これに応えて、従来の講演会から、動画配信に替え、このほどその発表内容を収録しました。
ビデオカメラの前で、玉川ホーム佐藤有花研修委員長が開会を宣言し、その後、選考委員会で選抜された4事例-日常の業務を通して取り組んだ課題解決への工夫や新しい視点での施設活用など職員がスライドを交えながら発表し、佐々木常務理事の発表内容を総評する場面までを収録しました。玉川ホーム平子恵利花介護員は「カメラの前で話した経験が無かったので、どこを見て話せばいいのか戸惑ったが、うまく説明できたと思います。」と安堵の表情を浮かべていました。
この研究発表のDVDは、論文集とともに令和3年3月頃に各施設へ配布のうえ職員間の情報共有に使われます。
◆事業所の部発表題目
1.玉川ホーム 発表者:平子恵利花介護員
「ゆったり、のんびり、みんなで楽しく」
~生活空間・環境を活かして~
2.あたみホーム 発表者:関根大介機能訓練指導員
「排泄記録のデータ化」
~令和の介護に向けて~
3.玉川ホーム 発表者:菅野ひさえ看護師
「蜂窩織炎(皮膚感染症)を予防するには」
―3事例から学んだこと―
4.あたみホーム 発表者:会田恵里子介護員
『摂食嚥下機能評価入院(嚥下パス)の成果と問題点』
~口から安全に食べるために~
発表者は、課題の発見から解決へのアプローチ成果を10分程度にまとめ発表しました。
(写真・平子介護員)収録したDVDは利用者のQOL向上に役立てられます。(写真左から:安田副主任事務員、菅野看護師)